【プレスリリース】i-nest capitalが「株式会社Luup」へ出資
i-nest capitalが電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を提供する「株式会社Luup」へ出資
2023年4月25日
i-nest capital株式会社
i-nest capital株式会社(読み:アイ・ネスト・キャピタル、本社:東京都目黒区、代表:山中卓、以下i-nest capital)は2023年3⽉、同社1号ファンドである「i-nest1号投資事業有限責任組合」を通じ、株式会社Luup(読み:ループ、本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:岡井 大輝、以下Luup)への投資を実行いたしました。
■ 街じゅうどこからでも乗れて好きな場所に返せる、電動アシスト自転車/電動キックボードのシェアサービス「LUUP」
Luupは2018年に創業され、“街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”をミッションに掲げ、CO2を排出しない電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティによる短距離移動のためのシェアリング事業を展開しています。
同社は「ラストワンマイルの距離を誰でも安心・安全にサステナブルかつ快適に移動でき、電動マイクロモビリティが交通インフラとなる未来の実現」を目指しております。
同社は2019年より私有地内や公道において行政と電動キックボードの実証実験を重ね、2020年には「新事業特例制度」の認定を受け、電動キックボードの安全な走行ルール検討のために政府が行う実証実験の参加を経て、2021年4月より電動キックボードのシェアリングサービス「LUUP」を提供しており着実に利用シーンの拡大を進めております。
現在の道路交通法では、電動キックボードの運転には運転免許が必要と定められていますが、2023年7月1日より施行される改正法で、特定条件を満たす電動キックボードは16歳以上で免許不要になるなど若年層を中心に利用者数・利用回数の大幅な拡大が期待されています。
「LUUP」のポートは東京・横浜・大阪・京都・宇都宮・神戸に2022年4月末時点で約3,000か所にあり、全国都市部を中心にサービスを拡大中です。
Luup代表の岡井氏は電動キックボード事業者業界団体「マイクロモビリティ推進協議会」の会長を務め、関係省庁と連携しています。また、電動マイクロモビリティの安全な普及のために、サービス内で運転免許登録と関係省庁監修の交通ルールテスト全問正解を義務付けており、違反行為に対する厳正な対処や車両のメンテナンス、安全講習会の実施など様々な安全対策に関する取り組みも行っております。
同社は、今回の調達資金を2023年7月1日(土)の改正道路交通法の施行に向けて安全対策の強化や新しい交通ルールの啓発に一層注力しつつ、「LUUP」のポート数拡大にかかるスタッフ採用・車両調達、事業開発費等に充て、電動マイクロモビリティによる交通インフラの実現を目指し加速してまいります。
■ i-nest capitalは豊富なノウハウ&ネットワークで成長を支援
i-nest capitalは、先端技術の活用を通じて、新産業の創造や社会課題の解決を目指すベンチャー支援を重点投資領域の一つとしています。AIやIoTをはじめとしたテクノロジーの発展およびデータ流通の加速による産業構造の変化を受け、将来キャッシュフローを生み出す価値の源泉が、有形固定資産から知的財産を始めとする無形資産に移行しています。
出資にあたり、同社の日本における電動キックボードのフロンティアとしての使命感、関係省庁との関係構築力を強みに、電動マイクロモビリティ市場のリーディングカンパニーとなり、日本の公共交通インフラの革新的な発展に寄与する将来性を評価し、今回の出資に至りました。
i-nest capitalは今回の資金提供に加え、各メンバーの豊富な支援実績及び広範なネットワークを活かして、Luupの企業価値向上に貢献してまいります。
■ 株式会社Luup(ループ)
- Webサイト:https://luup.sc
- 連絡先: pr@luup.co.jp
- 設立:2018年7月
- 代表者:代表取締役CEO 岡井 大輝(おかい だいき)
■ i-nest capital株式会社(アイ・ネスト・キャピタル)
- Webサイト:https://www.i-nestcapital.com
- 連絡先:info@i-nestcapital.com
- 設立:2019年5月
- 代表者:代表取締役社長 代表パートナー 山中 卓(やまなか たかし)